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黒木智子「スタンド……?」

1 :私がモテないのはどう考えてもスタンドが悪い:2013/10/02(水) 08:13:54.55 ID:qgIK5oZI0
―――これはとあるの女の子の

     ――モテない女の子の

        ――どうでもいい、でも奇妙な物語


〜学校の帰り道〜

猫「ニュァ〜ン」

智子「猫か……」

スッ

智子「……」クイックイッ

猫「ニャー」

智子(お)

猫「ゴロゴロゴロ」スリスリ

智子(こいつ、デカいけど、なかなかモフモフしててかわいいな……)

キラッ

智子(ん?)

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

智子(この猫、背中の毛に何か挟まって……)スッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

スパッ

智子「痛っ!」

カラーン… カラカラ……

23 :名も無き被検体774号+:2013/10/02(水) 12:10:06.55 ID:qmI7e7SBO
もてぇぇぇぇっwww

24 :名も無き被検体774号+:2013/10/02(水) 14:12:08.77 ID:tFxZo0lsO
各部ラスボスとかチョコラータとか外道なヤツほどヤバイ能力が発現する法則
つまりもこっちも…

25 :名も無き被検体774号+:2013/10/02(水) 23:26:33.46 ID:xar1ssq40
オッパイ ミー

26 :名も無き被検体774号+:2013/10/03(木) 13:41:32.18 ID:rjpQUcv/0
続きをふと思いついたので、たぶん第二話やります
明日の夜くらいになりそうだけど、スレもたなかったら
またスレたてします
VIPの方がいいのかなぁ

続きがなかったら没ったと思ってください

27 :名も無き被検体774号+:2013/10/03(木) 13:42:43.07 ID:94V4UhRU0
ここでいいのでは?
期待してます

28 :名も無き被検体774号+:2013/10/03(木) 19:56:57.36 ID:rjpQUcv/0
ありがとう
じゃあ、ここでやります

29 :名も無き被検体774号+:2013/10/03(木) 22:59:32.81 ID:/K6+60Ek0
wktk

30 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 17:19:32.34 ID:0DLE27Lt0
執筆も佳境に入ったので、図々しくもフライ・トゥ・ダークのイラスト化きぼんぬ

31 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 20:33:25.32 ID:0DLE27Lt0
始めます

32 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:34:31.26 ID:0DLE27Lt0
―――これはとあるの女の子の

     ――モテない女の子の

        ――どうでもいい、でも奇妙な物語


キーンコーンカーンコーン

智子(ようや今日の授業が終わった……)トントン

智子「……」

男子「あー、だりー。やっと土日かよ」

女子「ねー、アンタ今日ヒマァ?」

男子「おう、ナンかアンの?」

女子「今日、みんなでシブヤ行くんだけどー」

智子「……」

男子「おー、行く行く!」

女子「私、セシルマクビー買いたくってさぁー」

男子「へー、じゃあ俺もなんか買うかなー」

女子「じゃ、アンタ、パンツでも買ったら? チョーエロいやつ」

男子「ぶははははは、ウゼー、ナンだよそれ」

女子「私が選んであげるからー」

男子「はは、マジウゼーわー、じゃーマジ選んでもらおっかな」

女子「あはははははっ」

智子「……」

男子「んじゃー、行っか」ガタッ

女子「うん」

女子「あ! あとね、美味しいイタ飯屋さん見つけたんだ」

男子「マジ? 行きてー」

女子「見た目もオシャレでぇ〜……」ガラッ

智子「……」

シーン

33 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:35:36.39 ID:0DLE27Lt0
智子「……」

シーン

バンッ!

智子「真っ昼間から盛ってんじゃねーよウサギかお前ら!!!
   『パンツパンツ……、ねェ、この天狗柄のパンツなんかどう?』
   『ふっ、俺の下にはもっとすごい天狗がいるんだぜ……。
    さあ、俺の天狗を見てくれ、こいつをどう思う?』
   『すごく……大きいです』
    ――ってか!?
    やかましいわ!! 畜生! 氏ね!! 秘孔を突かれて爆ぜて氏ね!!!」

智子「ハァハァ……」

智子「帰ろ」


〜帰り道〜

智子「……」トボトホ

カキーン カキーン

ウェーイ! ウェーイ!!

智子(野球部か……。あいかわらずハゲてんな……)

智子「……フライ・トゥ・ダーク……」

スゥ…

FtD「……」

智子(……『スタンド』……。『精神のパワー』……。
   あの定助ってすきっ歯が教えてくれた……。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ほんのちょっぴりの間、『存在』を消せる能力……)

智子(でも、こいつ、結局あんま使えねーんだよな……)

34 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:36:53.72 ID:0DLE27Lt0
智子(最初は面白がって使ってたけど――

  男子A『あれ!? 俺の机がねえ!?』

  女子A『え?』

  女子B『目の前にあんじゃん』

  男子A『あ、あった……? あれ……?』

  男子B『なに? 目ぇ、悪くなった?』

  男子C『エロサイトの見すぎじゃね?』

  男子A『ンなわけ……、……あったわ』

  『あはははははは……』

  智子『……』

 ――とか――

  女子C『あれ……、私の教科書……』

  男子D『ないの? 俺の見せてやるよ』

  女子C『あ、サンキュ』

  男子D『おう』

  女子C『ゴメン、今度なんかオゴるよ』

  男子D『はは、いいよいいよ、こんぐらい』

  女子C『……』ポッ

  智子『……』ブチッ

 ――とか……――)

智子(ビッチの制服を消しても、一瞬だから誰も気づかない……)

智子「つか、お前、存在を消してる時間短くなってないか?
   定助を倒したときはもっと長く消せたぞ? 最近、本当に一瞬しか消せないし」

FtD「……」

35 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:38:32.10 ID:0DLE27Lt0
智子(『スタンド』は『スタンド使い』にしか見えないとか言うから、
   カンニングをしようと思ってのぞき見をしたら、
   遠く席にいるメガネのところまでスタンドが届かなくて――

 担任『次、黒木智子〜』

 智子(分からないところはFTDでカンニングしたから点数は高いはず!
 これで私も才女ポジションに! そうしたら、うぇへへへへぇ……)

 ピラッ

 担任『今回はあんまり良くなかったな。次、がんばれよ』

 智子『……』

 ――周りの奴の答えを写したら、回答、全部間違ってた……)

智子(それでも、この能力で体育で活躍できるじゃん! これで勝つる!
   と思いついて意気ごんだものの……。
   『精密動作性』が人並みらしく、ふだんとなにも変わらなかった……)

智子(……というか、精神力を消耗するから、よけい疲れて
   女子力(ゲロ)を解放してしまった……)

智子(さすがに、『パワー』があるからといって、人を傷つけるわけにもいかないしな……。
   お金をスるのも犯罪だし……)

智子「自分自身とはいえ、使えないな……」ポツリ

FtD「……」ズーン

智子「お前スタンドなのに落ち込むな! よけい悲しくなるだろ!」

36 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:39:32.78 ID:0DLE27Lt0
〜2週間後 イタリア ナポリ〜

智子(私は今、ゆうちゃん《ビッチ》の誘いで、生まれて初めての海外旅行に来ている。
   ……というのも2週間前――

  優 『もこっち、来週の連休、予定空いてる?』

  智子『え、ああ、うん』

  優 『じゃあ、イタリアいかない?』

  智子『え!? い、イタ!?』

  智子(あ、あのクラスのリア充が言ってた、渋谷のイタ飯屋か!?)

  智子『わわ、私も渋谷でセ、セシルチクビー(?)買いたかったんだよねー』

  優『え? ち、ちち、乳首……?』///

  智子『え?』

  優『もこっち、イタリア……、海外旅行なんだけど……』

  智子『え?』

  智子『……』

  智子『え?』

 ――本当は彼氏と行く予定だったらしいが、
 彼氏の親戚が亡くなって、お葬式に行かないといけなくなり、
 その代わり、ということで私を誘ってくれた)

37 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:41:57.91 ID:0DLE27Lt0
智子(海外旅行ということではじめは気が乗らなかったが……)

優「もこっち、見て見て! 世界遺産のスカッパナポリだよ!
  ナポリの旧市街?なんだって! 細い路地裏、壁と壁の間に洗濯物がかかってるよ!
  ジブリ作品に出てきそう〜!」

智子「おお〜! めっちゃイタリアっぽいー!
   ゆうちゃんゆうちゃん、あのヒゲのじーさんとか完全にポムじいさんだよ!」

優「だよねー! 映画がそのまんま出てきたみたい!」

智子(いざ来てみるとすごく楽しい)

智子(前回の旅行の敗因は、国内だったこと)

智子(しょせん、狭い日本人の価値観では私の魅力など分からない。
   ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
   しかし! 海外ならば! 女性を見れば声をかけない方が失礼というここイタリアなら!
   なにもしなくとも、私にも男どもがすり寄ってくるはずだ!!

智子「そして、やつらと手取り足取りクリ○リスすることで、
   女としての魅力が上がることは間違いない!!!
   たぶん、ただの兎《バニー》からバーナ○”ーレベルにまで上がるだろう!!!)

智子(――うむ、まるで隙のない完璧な計画だ。
   ときどき、自分の頭脳明晰っぷりが怖くなるぜぇ……)

智子「?」

ネコ(♂)「ニャーン」カクカクカク

ネコ(♀)「ニャー」

智子(か、海外で処女喪失!? そういうのもあるのか!)ドキドキ

優「どうしたの? もこっち?」

智子「あ、うん、何でもない何でもない」

38 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:45:16.86 ID:0DLE27Lt0
優「ねぇねぇ、今度は卵城に行ってみようよ!」

智子「うんっ!」

?「へ〜い、彼女〜、日本人?」

優「え……?」

智子(さっそくキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

優「あ、はい……」

?「旅行で来てるの? あ、俺の名前ェ? 俺はグイード・ミスタ。
  イタリアは初めて来た?」

優「は、はい……」ビクビク

ミスタ「そーんなに怖がんなくても大丈夫、ここは俺の町だから。
   いい町だろ? 俺は、この下町が大好きでよぉー」

智子「……」

ミスタ「よその国では、イタリアでは、『真実の口』とか、『コロッセオ』とか、
   『ピサの斜塔』って、ハデなもんが有名だけどよぉー」

ミスタ「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    ここには、そういうハデさが何にもない。
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    でも、それがいいんだ。自然だ。なにげない日常がある」

優「へぇ〜」ワクワク

智子(ケツがかいーな……)ボリボリ

ミスタ「ガゼッタ・デロ・スポルトを読んだまま働かないタクシーの運転手がいる。
    ガキがボールを蹴りあって、カルチョ(サッカー)のマネをしてる」

ミスタ「あそこじゃ、イゾルデおばさんが鼻歌を歌いながら絶品のカフェ・コレットを淹れてる。
    俺はあの店の常連でよー。今日みたいに天気のいい日はいつも飲んでる」

ミスタ「ほら、あれ、果物屋のベルナンドじーさんが、リンゴを客に渡してるだろ?
    ベルナンドじーさんは、機嫌がいいといつもリンゴを一個サービスするんだ。
    そういう、なにげない日常が、ここにはあって――
    あ、ジョルノ!」

ジョルノ「ミスタ、なにをしてるんです?」

39 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:46:27.85 ID:0DLE27Lt0
智子「あっ……」

ミスタ「ええと、君の名前は――ユウ? これから、ユウを観光案内するんだよ」

智子(私は無視かよ!)

ミスタ「お前こそ、『仕事』はいいのか?」

ジョルノ「ええ、たまには、『彼』を外に出してあげようとおもって」

ミスタ「その亀……」

智子(でも、ミスタって人はいいや。脇が臭いし……。
   むしろ、このジョルノって人、頭がチョココロネみたいだけど、
   ちょっとかっこいいな……)

ジョルノ「今日は天気もいいですし」

ポルナレフ『しばらくだな、ミスタ』

智子(か、亀から、亀から人間が出てきたああああああああああああああ!?)

智子「あわ、あわわわわわ……」

智子(なんで亀から人が出てくるの!? イタリアでは亀から人が出てくるのが流行なの?
   しかもあの人、なんか髪型が、髪型が縦に長い!!)

智子「ゆ、ゆうちゃん……あ、あ、アレ……」

優「?」

智子(無反応!? あの怖がりのゆうちゃんが!?
   ――ということは、これがイタリアの日常というやつなのか……?
   が、ガイドブックには載っていなかったが……)

ジョルノ「この子は?」

智子「!?」

40 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:47:50.35 ID:0DLE27Lt0
ミスタ「おっと、気づかなかったぜ。名前は?」

智子「……あ、ぇ、えっ…………、あ、ぇぅ……」

智子(い、いきなり振られたからじゅ、心の準備が!)

優「トモコちゃんです。友だちです」

ミスタ「へぇ〜(棒)、じゃあ、ユウ、行こうぜー」

智子(置いてけぼりか! 私はいらない子扱いかよ!!)

ジョルノ「ミスタ、失礼ですよ。この娘も連れて行ってあげるべきだ」

智子(ジョ、ジョルノさん……)パァァァ…

ミスタ「……」ジー

智子(なんだよそのあからさまに嫌そうな顔は!)

?(ミスター、早ク行コウゼー!)

?(コンナ ブサイクナンテ、放ッテオケヨナー)

    ・ ・ ・ ・ ・ ・
智子(ス、スタンド!?)

ミスタ「こら、No.2、ブサイクは言いすぎだろ」ボソッ

No.2「ブサイクニブサイクッテ言ッテ ナニガ悪ンダヨーー!」

智子「!!」

41 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:51:15.53 ID:0DLE27Lt0
ミスタ「いーから黙ってろって」ボソッ

ゴゴゴゴゴゴゴ……

優「? 誰としゃべってるんですか?」

ミスタ「いやぁ、なんでもないなんでもない。身内のハナシ」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ポルナレフ『まあ、地味ではあるな。魅力がちょっぴりもない』

智子「……」プルプルプルプル…

━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W
━┛  ━┛ ..━┛ ...━┛ ..━┛ ..━┛・・・・

ジョルノ「ポルナレフさんまで……たしかに、彼女には女性らしさは無いけれど、
     そんなことを本人の前で言うべきじゃありません」

ブチィッ

智子「テメェーらの血は何色だァァアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」

ズオッ!

FtD「モテネェ―――――ッ!!」

ドグシャァ!

ミスタ「ぶぐぅッ!?」

ドッバァアアアアアアアンッ!

優「きゃああああああああ!」

ジョルノ「!?」

智子「どうせ私はモテねえよ……」フラフラ…

                  ・ ・ ・ ・
ジョルノ「ミスタ! (これは、スタンド!!)」

        ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ポルナレフ『“敵意”だ! こいつからは明確な“敵意”を感じる!
      (さっきまでは、ちょっぴりも見せなかったのに――)』

ポルナレフ『来るぞ!! ジョルノ、ミスタァァアアアアアアアアア!!!!』

42 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:53:37.45 ID:0DLE27Lt0
FtD「モォーテモテモテモテモテモテモテモテモテェッ!!」

ジョルノ「ゴールドエクスペリエンス!」

GE「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」

ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンッ!

バキィッ!

ジョルノ「ぐはッ」

ジョルノ「こ、攻撃が、スカされた……!?」

ポルナレフ『いや、違う、ジョルノ! 今、ちらりと見えたぞ!
      ・ ・ ・                          ・ ・ ・
     “左手”だ! 奴の“左手”に触れたお前の腕が消えた!!
      それが、こいつの“能力”ッ!!!』

GE「無駄無駄無駄ァッ!」

FtD「モテモテモテモテェッ!」

バキィ!

智子「ぐぁッ!」

ジョルノ「ひ、『左手』をさばいて拳を叩きこんだ……!」

ジョルノ(しかし、この『パワー』、『スピード』……、今のはたまたま当たったが……。
     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
     このスタンド、GEよりもすべてが勝っている……ッ!!)

ポルナレフ『ジョルノォォオオオオオオまた来るぞォオオオオオオ!!!!』

FtD「モーテモテモテモテモテモテモテモテモテェッ!!」

GE「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」

ガァーン!

智子「うあ”ッ!」ヨロッ

43 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 20:56:56.33 ID:0DLE27Lt0
GE「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!」

ズドドドドドドッ! ドンッ!

智子「ぶげぇーッ」

ガシャーン!

優「もこっち!! (なに!? 今、なにが起きているの!?)」

ミスタ「俺がいるってことを忘れてもらっちゃー困るぜェー……!」ハァ、ハァ…

No.3「ドテッ腹ニ 一発ブチコンデヤッタゼェー!」

智子「……」ムクッ

ジョルノ「もうやめるんだ。二対一じゃ、もう君に勝ち目はない」

ミスタ「しかし、なんなんだコイツはよぉー、地味な格好して……
    『暗殺者』か?」

ジョルノ「それはない」

ミスタ「?」

ジョルノ「この娘はただの、フツーの旅行者だ……。
      なんども『スタンド使い』と戦ったから分かる。
      ……それに、『暗殺者』なら、最初の一撃で確実に殺そうとする……」

智子「地味…… ブサイク…… 海外でもモテない……」ヨロヨロ…

━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W
━┛ ..━┛ ...━┛ ..━┛ ..━┛・・・・

ミスタ「もう勝ち目はねェーつってんだろ! 早く日本に帰れ!
    さもないと……」ガチャッ

━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W
━┛  ━┛ ..━┛ ...━┛ ..━┛ ..━┛・・・・

ジョルノ「待てミスタ! なにか様子がおかしいッ!」

44 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:02:57.61 ID:0DLE27Lt0
智子「ネコですら交尾しているというのにィィイイイイイイイイイイイイイイッ!!!」

ズオオオオオオオッ!!

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ「な、なにかヤバい! ピストルズッ!」

ジョルノ「ミスタ!」

ミスタ「こいつは『危険』だ! ジョルノ! ここで殺る!」

No.5「ウェーン 怖イヨォー!」

No.6「泣キゴト言ッテンジャネー! 行クゾォー!!」

ガァーン! ガァーン!

No.6「イィィィヤッハアアアアアア!!」

フッ

シーン

・・・・・!?

智子「……」ザッ… ザッ…

ミスタ「No.5、No.6……?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ジョルノ(な、なにが起こっているんだ!?
      消えた!
      ピストルズが消えたぞ!
      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
     『左手』に触っていないのにッ!!

45 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:05:34.71 ID:0DLE27Lt0
智子「フライ・トゥ・ダーク……」

スッ

        ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ポルナレフ『あ、あれは、まさか……!』

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ミスタ「おいおいどういうことだ……。
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    スタンドの姿が、変わっているぞォ―――――ッ!!!」

バゴォン!!

No.5「アレ?」

No.6「ドウシタンダ!?」

ミスタ「No.5! No.6!」

ジョルノ「『成長』……したんだ……! スタンドが……!」

智子「ACT 2」

FtD-ACT 2「モォーテモテモテモテモテモテモテモテモテェ―――――ッ!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴボゴボゴボゴッ!!

ミスタ「ぐはァッー!」

フッ

ジョルノ「ミスタァ――――ッ!」

46 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:08:27.33 ID:0DLE27Lt0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フライ・トゥ・ダーク ACT2

ミスタとポルナレフの罵詈雑言と、海外でもモテないという事実を思い知らされたことで、
智子の『負のパワー』が増幅、成長した姿。
スタンド周囲数メートルの物の『存在』を、十数秒消し去る。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

47 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:12:37.76 ID:0DLE27Lt0
智子「これで一対一……」

ポルナレフ『ジョルノ! “矢”を使え! “レクイエム”にならなければ、
       そいつには勝てない!』

ジョルノ「くっ!」

ジョルノ(どうする!? この娘に『レクイエム』の力を使うのか!?
      ただの旅行者のこの娘に!?)

ポルナレフ『迷うなジョルノ! お前は組織の“ボス”だ!
       絶対に負けてはならない!!』

 
        ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ポルナレフ『もしお前が倒されれば、どのみち組織はこの娘の命を狙う!
        ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
        この娘を救う為には、今! お前が! この娘を倒さなければならない!!』

ジョルノ「くっ! (迷っている時間はもうない!)」

ガシィッ

ジョルノ「ゴールドエクスペリエンス! 『矢』で体を貫けェェ――――ッ!!」

シュゴォッ

フッ

カラーン…… カラカラカラ……

ポルナレフ(!?)

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ACT2「スデニ『射程距離』ニ入ッテイル……」

ポルナレフ『なにィ―――――ッ!!』

48 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:18:10.05 ID:0DLE27Lt0
        ・      ・ ・ ・   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ACT2「ソノ『矢』……、アノ日、アノ ネコノ毛ニ絡マッテイタノト同ジ模様ダ……。
   ・ ・ ・     ・  ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
   ソシテ、ソノ『矢』デ スタンドヲ貫クト、『ナニカ』ガ起コルラシイナ……」

ポルナレフ(そんな……ッ! まさか……ッ!!)

智子「……」

ガシッ

智子「フライ・トゥ・ダァァァアアアアアアアアアアアク!」

ザシュゥッ!

ポルナレフ(こいつ、自分にッ! 『矢』をッ!!!)

智子「ぐおっ……ひぎぃッ……、痛い……、痛いが……
   でも、処女喪失の痛みだと思えばがんばれる……!」

シュウウゥゥゥゥ……

ドクン…… ドクン……

スゥ

ミスタ「ハッ!」

ミスタ「なんだ!? なにが起きているんだ!? 俺は今……」

ミスタ(『消されていた』のか? 俺の『存在』を!?)

ポルナレフ『ミスタァ―――ッ!!』

ミスタ「!」クルッ

ミスタ「な……、なんだ、なんなんだ、アレは……
   (俺が消えていたとき、なにが起きていた!?)」

智子「これが……私の、いや、私自身……」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

         ・ ・ ・ ・ ・ ・
ポルナレフ(『レクイエム』……! 暴走していない『レクイエム』だ……!!)

━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W━┓W
━┛  ━┛ ..━┛ ...━┛ ..━┛ ..━┛

智子「フライ・トゥ・ダーク・レクイエム!」

バァーンッ!

49 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:21:20.59 ID:0DLE27Lt0
ポルナレフ(は、発現してしまった……!)

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ(『レクイエム』……! ジョルノとは別の……ッ!)

ジャキッ!

ガァーン! ガァーン! ガァーン!

ポルナレフ『ミスタ!』

ミスタ(先手必勝、だぜッ!)

FtDR「……」

フッ

ミスタ「クソッ、先手必勝だ! 俺なら!」

ポルナレフ『ミスタァーッ!』

ジャキッ!

ガァーン! ガァーン! ガァーン!

FtDR「……」

フッ

ミスタ(なんだ……? なにかがおかしい……!)

ゴゴゴゴゴゴゴ……

No.7「先手必勝ダァ―ッ ミスタァ――!!」

ミスタ「黙ってろNo.7!」

ポルナレフ『ミスタ! 下手に攻撃をするな!』

ミスタ(俺は攻撃をしていない……? たしかにしていない……。
      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
     あの『レクイエム』に、ただの一度っきりもしていない。
     ・ ・ ・ ・
     なんでだ?
     ・ ・ ・
     俺なら、先手必勝で相手の出方を見るはず……)

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ミスタ(だが、俺は……、俺は……、
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    なにもしていないッ!)

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

50 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:25:34.79 ID:0DLE27Lt0
FtDR「コレガ、ワタシノ 『レクイエム』ダ」

ミスタ「!!」

ミスタ「分かりかけてきた……、ポルナレフさん……」

智子「……」

ミスタ「『レクイエム』が発動する前、弾丸は『10発』あった。
     それなのに、今は、『4発』しかない――不吉な数の『4』発……。
     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
     撃った憶えがないのに。

      ・ ・ ・
ミスタ「『消えた』んだ……。
               ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
     きっと、奴は、『存在』をこの世の根っこから完全に消すことができるんだ……!」

ポルナレフ『な……ッ!!』

智子「……」ニヤッ

51 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:27:23.92 ID:0DLE27Lt0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フライ・トゥ・ダーク・レクイエム

スタンドが『矢』に貫かれることによって発現したスタンドパワー。
過去・現在・未来、あらゆる時間、あらゆる次元から『存在』を永遠に消す。
(ただし、自分も消えよう!とは言わない)
『あった』ということ自体が完全に消滅するため、『あったもの』に関する記憶も消える。
そして、いったん消えた物は、もう戻っては来ない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

52 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 21:28:43.93 ID:0XeP2wN10
ヤバすぎんだろw

53 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:35:01.43 ID:0DLE27Lt0
ダッ

ミスタ(マズい、一発でも攻撃をくらったら即死――いや、死よりも重いことになる!
    畜生! 残弾が『4』ってのもマズい! アンラッキーの『4』だ!!
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    距離を取らなければッ!(だが、取ったところで勝てるのか!?))タッタッタッ

スゥッ

ジョルノ「――はッ!?」

ポルナレフ『ジョルノ! 詳しく説明してる暇はない! 絶対にヤツの攻撃を食らうな!』

ジョルノ「レ、『レクイエム』……! 『発現』してしまったというのか……!」

FtDR「マズハ、ソコノ2人、ワキガ ト カメノオッサン カラダ。
    オマエタチハ ワタシヲ『モテナイ』ト言ッテシマッタ」

ジョルノ「……ッ!!」

FtDR「フライ・トゥ・ダーク! スベテハ消エテ無ナクナル!!」

ジョルノ「ミスタ、ポルナレフさんを掴まえて走れぇえええええええええええええ!!!」
      狭い裏通りに逃げ込むんだぁぁぁああああああああああッ!!!」

ガシィッ!

ミスタ「うぉぉおおおおおおおおおおおおおッ!!!」

フッ

フッ

フッ

     ・ ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ(無い、俺の後ろに、なにも物が無い!)

                    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ「いや、『あった』んだ! 俺たちはそれすら認識できないんだッ!」

54 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:37:14.60 ID:0DLE27Lt0
フッ

フッ

フッ

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ(追ってきている……ッ!! このスタンド……!
    『射程距離』はどこまであるんだ……!?)

子ども「うぇぇ〜ん、買ってよぉぉ〜」



ミスタ「ガ、ガキ……!!」

ドォ〜ンッ!

ミスタ「おいそこのガキィィイイイイイイ! 道を空けろォオオオオオオオオッ!!!」

子ども「やだやだやだぁ〜 おもちゃ買ってくれるまでボク家に入らないぃ〜〜」シクシク

ミスタ(今、俺の後ろから『物』が消えていっている……!
    この『レクイエム』は無差別だ……!
    俺が逃げるところをすべて消滅させている……)

ミスタ(俺がこの子どもの脇を通過すれば、この子どもも『消える』!
    クソッ! 抜き差しならねぇ不運だッ!
    だから『4』って数は嫌いなんだ!)

ミスタ「やむを得ねぇ! セックスピストルズ!」

ガチャッ

ポルナレフ(ミスタ! 子どもに銃を叩きこむ気か!)

子ども「うぇぇ〜ん」

ミスタ「ここで死ぬか、消えるか――だぜ」

ガァーン!

No.1「行クゼ! ヤロードモォ――ッ! 狙エッ!!」

No.1〜No.7「「「「「「ハイィヤァ――――ッ!」」」」」」

バギィ!

55 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:40:25.48 ID:0DLE27Lt0
智子「……!?」

FtDR「銃弾ガ、コッチニ向カッテキタナ……。ソウイウコトモデキルノカ」

FtDR「モテェッ!」

フッ

ミスタ「よしっ、攻撃が一瞬止まった!」

ミスタ(たぶん、俺は、俺が考えたとおりのことをやったんだろう。
    弾を撃った憶えは無いが、残段数が『3』になっているッ!)

FtDR「……?」

     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ「物は、俺の『後ろ』から消えていっているからなァ―――!
     『前に』撃たせてもらったぜ……。 大事な相棒を消滅させるわけにはいかねぇー」

ミスタ「ほれ、ガキ、このカネでかーちゃんに何か買ってもらえ。
     さっさと、家ン中に入れよ」

子ども「わーい!」ガチャッ

FtDR「『コシャクナマネ』ト言ウノカ? コウイウ場合……。
     消エテ無クナルノガ早イカ、遅カ、ソレダケノ違イダトイウノニ」

ポルナレフ(これで、はっきりしたな、ミスタ)

ミスタ「ああ」

           ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ミスタ(あいつは、一つの範囲しか『存在を消す』ことができない)

ミスタ「今、一瞬攻撃が止まったのが、なによりの証拠だぜ……。
    複数『消す』なら、俺も消されてるだろーからよォー」

ミスタ(だが、こいつにどうやって勝つ? おそらくコイツの射程距離は
    どこまでも続くぞ……。
    地球の反対側――日本辺りか?――に逃げても続く……!!)

ジョルノ「『勝つ』ということを考えているのなら……ミスタ……」

      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ジョルノ「あの『レクイエム』に勝つのは不可能だ」

56 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:46:01.96 ID:0DLE27Lt0
ジョルノ「もう、誰もこのスタンドに勝てる者はいない」

ミスタ「ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

ミスタ(もうダメだ!! 追いつかれるッ!!)

FtDR「消エロ、リア充ドモ」

スゥッ……

イケメン「ねぇ、君、そこの君!」



智子「!?」

イケメン「君、可愛いね、日本人の観光客?」

智子(イケメン!? しかもこの私を『可愛い』とぉッ!?)

イケメン「君のようなすばらしい女性と会えて感動だ……。
     ああ、今日のことを、この幸福を、マリア様に感謝しなければ……
     そうだ、君、これから時間ある?
     サンセヴェーロ礼拝堂で二人でお祈りをしないかい?」

智子(すばらしい!? わ、私もついに男、しかもこんなイケメンから声をかけられた!
   スタンドが成長したから!?
   きっとそうだ、そうにちがいない!
   スタンドは『精神のパワー』。それが成長したことで、
   私の女子力もi○S4→7くらいにバージョンアップしたんだ!)

イケメン「ボクの名前はイケメン。君の名前を聞くのを忘れていたよ。
     日本人かい? なんて名前なんだい?」

智子「ぁぁ、…………」カァァァァァ

智子(イ、イケメン君のプレッシャーすげぇえええええ!
   心臓がばっくんばっくんしてて、もうドキドキ止まらないいいい!)///////////

イケメン「む! このバッグ! Tomoko、トモコっていうのかい?
     美しい響きだ……!
     さあ、トモコ! いっしょにナポリをデートしよう!」

智子(なにこれ……夢……? 私が……海外で……、イケメンと……)

智子(――幸せ、だ――)パァァァ…

イケメン「さあ、ボクたちの明日に向かって走ろう! あ、荷物はボクが持つよ!
     片方の手では、君の手を繋いで、ね」

智子「……」///

タッタッタッタ……

57 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:47:12.61 ID:0DLE27Lt0
ミスタ「い、行っちまった……?」

ミスタ(どうにか危機は乗り越えられたが……)

ジョルノ「彼女の友だちから事情を聞いた」

ミスタ「ジョルノ……」

優「え、っと、私……」

ジョルノ「彼女――トモコさん――は日本では彼氏がいないらしいし、いたこともないらしい。
     ぼくたちの、『魅力がない』という言葉に強く反応していた。
     だから、彼女――優さん――から、
     彼女の好みのタイプを聞き出した」

ジョルノ「あとは、その好みのタイプのイケメンに賄賂をもたせて、
     彼女のところに行かせるだけ……」

ジョルノ「『消えた物』はもう元には戻らない。
     しかし、優さんの話では、智子さんは、本当は人に危害を加えない優しい人らしい。
     だからたぶん、無関係な人に『犠牲者』は出ていないだろう」

ポルナレフ(彼女は早く日本に帰した方がいいだろうな)

ジョルノ「ええ。それから、帰国するまでは、組織の力を使って監視をさせます」

ジョルノ「ただ、あのイケメンは、女性を喜ばせることに対してはプロだ。
     おそらく、もう大丈夫でしょう」

58 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:48:57.70 ID:0DLE27Lt0
〜一方その頃〜

イケメン「見えるかい? あれがジュゼッペ・サンマルティーノ作の
     『ベールにおおわれたキリスト』だよ、トモコ」

智子「う、うぃん」コクッ

智子(幸せだ……、イケメンといっしょにいられるということが、
   こんなに幸せなことなん……て……?)

モワサァ……

イケメン「ん? どうしたんだい? トモコ?」

智子「ぅんぅん……な、なん……なんでも……」

智子(胸毛がたわしみたいになっている……)

イケメン「智子、はは、ボクの胸毛がそんなに見たいのかい?」ススッ

イケメン「どうだい、男らしいだろう? イタリアでは昔から、
     胸毛が濃い方がよしとされるのさ。
     今では脱毛もしてる人もいるみたいだけど、男性らしさの象徴だろう?」

むわぁっさぁ……

智子「は、はひ……」

智子(熊並だぜ……)

イケメン「トモコ、どうして遠い目をしているんだい?」

智子(やっぱり、日本人には日本人が合ってるなぁ……)

59 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:50:20.33 ID:0DLE27Lt0
〜数日後〜

ガタッ

キーンコーンカーンコーン

智子(ようや今日の授業が終わった……)トントン

智子「……」

男子「あー、だりー。やっと土日かよ」

女子「ねー、アンタ今日ヒマァ?」

男子「おう、ナンかアンの?」

女子「今日、みんなで秋祭りいかない?」

智子「……」

男子「いいじゃん。あ、それまでカラオケで時間潰す?」

女子「うん、そういう話になってる」

60 :私がモテないのはどう考えてもパッショーネが悪い!:2013/10/04(金) 21:51:40.49 ID:0DLE27Lt0
男子「あ、そうだ、今度また合コンやんだけどさぁ」

フッ

女子「……」

男子「……」

女子「今、見た」

男子「消えた?」

女子「一瞬、消えたよね? 教室の物、全部!」

男子「うわー! 怖ぇー! 心霊体験かよ!」

女子「ねぇねぇ、早く帰ろ!」

男子「ああ!」

タッタッタッタ

ガラッ

智子「……」

シーン

智子「……」

シーン

智子「……」

シーン

智子「寂しい!」ガビーン

ACT2「……」


―――これはとあるの女の子の

     ――モテない女の子の

        ――どうでもいい、でも奇妙な物語

61 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 22:34:18.42 ID:MCx/Gqeo0
おもしれー!

62 :名も無き被検体774号+:2013/10/04(金) 23:39:41.20 ID:o4gAeDC10
乙!!
面白かったです!!

63 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 00:04:18.85 ID:8g2v3Jra0
よかった
感想書いてもらえるととってもうれしいです

64 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 01:15:35.61 ID:IRDRkjvS0
面白い
次、四部頼む。

65 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 01:32:17.08 ID:SYrcH0y6O
スタンドのステータスが知りたい精密動作は低いみたいだけどパワーもスピードもGEより上なら
スピードはAか描写的にパワーもAはありそうだな、スタプラとかクレDみたいに接近戦が得意なタイプ

66 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 01:57:39.11 ID:99Xpq9si0
そういやもこっちと仗助って同年代なんだよなww
二人とも高校一年生には見えないが、身長は40cm近く違うしな

67 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 02:09:00.89 ID:IRDRkjvS0
フライ・トゥ・ダークvsザ・ハンド

68 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 02:11:58.44 ID:8g2v3Jra0
>>65

ACT1
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - E / 持続力 - D / 精密動作性 - D / 成長性 - A】

ACT2
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - C / 持続力 - D / 精密動作性 - C / 成長性 - A】

レクイエム
【破壊力 - なし / スピード - なし / 射程距離 - A / 持続力 - D / 精密動作性 - A / 成長性 - なし】

かなあ?
適当です

69 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 09:05:38.53 ID:QMRPlqxR0
すごい!

ブチャラティを出してほしかった

70 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 10:26:19.58 ID:UcGAlyAj0
もこっちが康一くんと出会ったら、リア充に後ろからついてく非リア充乙とか言いそう

71 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 10:41:40.63 ID:SYrcH0y6O
>>68
サンクス、歴代主人公のスタンドらしいステータスだな

もこっちの身長が140後半で康一君が157、もこっちって康一君よりチビじゃん

72 :名も無き被検体774号+:2013/10/05(土) 11:34:12.36 ID:1qr66czQ0
まとめ乙

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